チームの人数が10人や20人とごく少ない時は、事業の成長自体が求心力となり、自然と組織はまとまるもの。初期のメンバー達は同じ文化や考え方を共有し、ことさらコミュニケーションせずとも、以心伝心で心を通わすことが可能です。
ですが、人数が拡大するにつれて、様々なバックグラウンドや考え方を持つメンバーが加わり、コミュニケーションにかかるコストも飛躍的に増します。
結果として組織に様々な問題が生じてくるのですが、早い段階で問題を可視化・スコア化し、適切な対処をしたいと考えたので、モチベーションクラウドの導入を決めました。
最初にサーベイの結果を見た時は、正直言ってショックを受けました。会社としてメンバーに対して提供できていると思っていることが、メンバーに全く響いていなかった。そのことに気づけた初回のサーベイは、最も学びの多い結果となりました。
毎回のサーベイで弱点をあぶり出して、チームで対策を立て、実施していくというサイクルを確立することができたのが、モチベーションクラウドを導入して大きく変わったところです。
少し前までは10人未満だったのが、今では40名ほどの組織になっていますが、今後は継続してサーベイを実施していくことが大切だと考えています。組織のフェーズや事業環境が変われば、ストロングポイント、ウィークポイントも変わるからです。
非常に早いスピードで成長している組織だからこそ、きちんと定点観測をし、組織課題を明確にしながら、より強いチームを作っていきたいですね。
(本内容は2018年にインタビューし、特設ページ「モチベーションクラウダーズ100」に掲載していたものを転載しています。)