Case

導入事例

組織状態を的確に把握し、
マネジメント層と視界を合わせる
人事が、戦略と想いを持って、会社を変えていく

株式会社D2C コーポレート本部 人材開発部 担当部長 青沼 邦之氏

事業内容
株式会社D2Cは、2000年6月1日に、株式会社NTTドコモ、株式会社電通、株式会社NTTアドの3社合弁で設立された、デジタル広告/マーケティング会社です。D2Cでは、デジタル領域を軸に、統合デジタルマーケティングの提案・実施までをワンストップで提供する「デジタルマーケティング事業」、ドコモメディアや各種一般メディアにおける広告を取り扱う「ドコモ事業」、アジアを中心とした国々での広告・マーケティング事業を行う「海外事業」の3つの事業を展開しています。URL:http://www.d2c.co.jp/
業種
情報・通信・広告
従業員数
201〜300名(導入時)

課題

  • 社員一人ひとりの状態を面談でヒアリングしていたが膨大な工数がかかっていた
  • 組織改善のために、人事だけでなく部門のマネジメント層を巻き込む必要があった

期待

  • 部門ごとの組織改善の方向性が明確になり、自律的にアクションを起こせること
  • フォーカスサーベイを活用し、短サイクルでの組織改善の進捗を確認できること

事業内容

当社は、統合型マーケティングの考え方のもと、デジタルを活用したマーケティングサービスを全般的に提供している会社です。NTTドコモのアセットを活用したメディアビジネスなどを含め、モバイルに関わる生活をデザインすることを事業としています。株主にNTTドコモ、電通などがありますが、特に組織風土に影響することはなく、設立から20年近く経ち、D2C固有の企業文化を創ってきました。

組織状態を的確に把握し、変化へと繋げるために導入

もともと当社では、360度評価にて上司個人を評価するサーベイの実施実績はありましたが、組織全体の状態を把握するという施策は実施してきませんでした。3年ほど前に、執行役員から人事チームが命を受け、「人事が個人と組織の状態を把握しよう」ということになりました。

 

そこで、人事チームが手分けをして、約300名の社員全員と面談をすることになりました。かなり大変な作業ではありましたが、得られるものが多かったです。300名という規模になると、各人がどんな想いを持って仕事をしているか、人事の私たちも精緻には掴むことができていませんでした。ポジティブな意見も、ネガティブな意見もありましたが、D2Cという組織に「想い」「熱量」があることが、確かな手応えとして感じることができました。

そこから会社として、人・組織の力を最大限活用していこう、という考えが生まれ、先頭で引っ張るのが私たち人事チームであるという意識が生まれました。大袈裟に言えば、「人事が会社を変えていく」という活動がスタートしました。

最初に導入したのが、ヒューマンキャピタルテクノロジー社の「GEPPO」です。リクルートとサイバーエージェントが開発したツールを使って、社員一人ひとりのコンディションを把握する、というところから始めました。しっかりとコンディションを把握して 一人ひとりに対して人事が働きかけることも大事ですが、それだけでは解決できない課題もあるので、会社のマネジメントチームが組織の課題を把握し、それぞれが自らの組織を強くしていくような、そんな取り組みも必要だということでモチベーションクラウドの導入を決めました。

各部門のマネジメント層が結果を受け止め、組織が動き出した

現在モチベーションクラウドを導入し、サーベイを1回実施した、という状況です。全体のエンゲージメントスコアは、人事としてはほぼ想定通りというところです。GEPPOで各個人のコンディションも把握しているので、予想と大きなブレはありませんでした。全体の結果とともに、各部門のマネジメント層に今回の結果を伝えています。当然結果にはバラつきがありましたが、各部門のマネジメント層が、しっかりとその結果を受け止めてくれたことが、人事としてはとても嬉しかったことです。組織を変えていく、と言っても人事だけでできることには限界があります。

 

マネジメント層と力を合わせながら進めていくものだと思っていたので、マネジメント層がしっかりとリアクションしてくれたことには安心しました。「もっといい会社にしよう」という熱量を、各部門のマネジメント層が持っている。だったら、これから一緒に組織を変えていくことができる。そう感じることができました。

当社の代表は、組織に対して「自主独立」ということを大切にしています。トップダウンで全員が指示に従うのではなくて、各現場で個人個人が自分たちで考えて動ける組織が理想です。ですので、会社全体や各部門のサーベイ結果に対しては、経営・人事が介入しすぎることなく、各部門のマネジメント層が、自分たちで改善施策を実行していくことにしています。

モチベーションクラウドの中にある「フォーカスサーベイ」を活用して、特に注力したい項目について短期間でサーベイを実施しているところもあります。フォーカスサーベイのスコアは、明確に上がってきています。また、各部門が今後どんな組織改善のためのアクションをするか、というのは人事に共有を頂いているので、しっかりサポートしながら具体的な変化を創っていきたいと思います。

GEPPOもモチベーションクラウドも同時に使っていますが、面倒さは感じていません。会社・組織を知る上で、必要な情報を人事チームがインプットできているという手応えがあります。むしろこれまで、ここまでしっかりと社員の声を聞いてきたわけではないので、もしかしたら中にはピントのズレた人事施策をしてしまったかもしれない、という反省があります。

 

「いい会社を創る」という目的のもと、よりよい人事施策・組織施策を実行していきたいという想いを、人事チーム一同持っています。ハンドリングする側としての責任を感じますが、人事チームに「この会社をよくするんだ」という熱量があるので、とても頼もしく感じています。

自律的で個性溢れる組織を目指す

人事という仕事を10年以上やってきて、改めて難しさを感じます。人事として実行する施策は、採用や研修や制度など本当にたくさんありますが、その全てにおいて走りながらも「今の形は正しいのか」「調整をかけた方がうまくいくのでは」という疑問は感じます。やりぬいた先に見えることもありますが、そういう意味ではモチベーションクラウドというツールによって、進んでいる状況の確認を行いながら進むべき方向の一定の道筋が見えてくること、またサーベイの実施を通じて人事チーム全体で進むべき方向を共有し、また各部門のマネジメント層とも力を合わせて進んでいけることは、大きな変化です。

目指す組織は、先ほど代表の言葉としてお伝えしましたが「自主独立」。今回のモチベーションクラウドの導入も、最後は経営が私たちの意志に賭けてくれた部分が大きいです。「やりたい」「やるべき」だと現場が思ったことを、次々と実現できることがD2Cという組織の強みになるはずです。モチベーションクラウドを活用して、自律的で個性溢れる組織を創っていきたいと思います。

※本事例中に記載の肩書きや数値、
固有名詞や場所等は取材当時のものです。

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