株式会社gumi様導入事例

これからのgumiにおいて一番大切なことを
モチベーションクラウドを活用して実現する

株式会社gumi 代表取締役社長 川本 寛之氏

事業内容
モバイルオンラインゲーム事業、VR/AR事業
業種
情報・通信・広告
導入規模
301〜500名(導入時)

課題

  • 社員が感じる組織の魅力や不満が不明瞭であった
  • 自律的で一体感のある組織への転換が必要な時期にきている

期待

  • 社員が組織改善に対してより意欲的になる
  • 幹部陣と社員の意思疎通が活性化する

世界の人々に新しい感動を届けたい

gumiは国内外でのモバイルオンラインゲームの開発・運用を主業としており、オリジナルタイトルの制作や多国展開を強みにしています。また、市場の急拡大が見込まれるVR/AR市場において早期に優位なポジションを築くべく、投資を中心としたVR/AR領域への対応も行っています。gumiは社員一人ひとりが忘れてはいけない精神(Mind)として、「One Step Beyond」を掲げています。この精神に則り、今後も常に一歩先を目指し、誰よりも早く挑戦することで、世界の人々に新たな感動を届けていきたいと思っています。

社長に就任して、変化した組織への想い

gumiは2007年に設立され、モバイルオンラインゲームの開発や運用を中心に事業を拡大してきました。2014年に上場を果たしましたが、上場した直後にgumiは株式市場からの信頼を毀損しかねない事態に陥り、厳しい時期を過ごしました。当時は業績が赤字だったため、どのように黒字化するかということが、経営上の重大な課題でした。一方で、組織の立て直しにも並行して取り組んだものの、経営幹部層の一部離脱や意思疎通の乖離もあり、思うように進みませんでした。これは上場するまでは、社員のモチベーションが金銭的な報酬に拠っていたことも一因だと思います。

 

一部の社員が離れていく現実を目の当たりにする一方で、私たちと一緒に「やってやろう」と会社に残ってくれる社員もたくさんいました。金銭的な報酬だけではなく、その他の部分で会社に魅力を感じ、会社を信じてくれる社員がいる。その時に、社員のエンゲージメントを把握し、向上させることも大切な経営者としての役割なのだと気づきました。そこで、社員は一体会社のどこに魅力または不満を感じているのか、その明確化が必要だと問題意識を持つようになりました。

私自身も厳しい時期を過ごす中で、自分自身の働く意義、役割についての考え方が大きく変化しました。事業としても組織としても厳しい状況下での社長就任に対して、世間から見た時に「よく引き受けたな」と驚かれることもありました。社長に就任するまでの自分は、どこかで個人としての成長や報酬を会社に期待していましたが、社長になるにあたり、嘘偽りなく、組織に、社員に向き合っていく、と心を決めました。自分が実現すべきことは、gumiで働く社員全員が明るく楽しく仕事をしてくれるような会社を目指すということ。そして社員全員がgumiで働いていることを誇りにできること。厳しい状況に陥ったタイミングで踏ん張ってくれた仲間のためにも、そしてgumiを信じて入社してきてくれた仲間のためにも、自分自身の役割は個人としての人格を越えたところにあるのだと考えるようになりました。そして、組織を改善し、復活させるための具体的な施策を開始しました。まずは現状と課題の把握に努めるべく、組織の問題を数値化・分析できるモチベーションクラウドの導入を決めました。

エンゲージメントスコア以前に「回答率の低さ」に直面する

いざモチベーションクラウドを導入してみると、組織改善への取り組みを実施する以前の問題が生じていました。それは社員が組織改善に対して「無関心」であるということでした。モチベーションクラウドの「回答率の低さ」がこの現実を物語っていました。他社の平均回答率よりも低い数字となっていることを見て、問題は山積みだと改めて実感しました。会社に対して不満を持っている社員は回答することで、自分の考えを発信してくれるものです。しかしgumiでは不満を言うのではなく「無言」を選ぶ社員が非常に多い状態でした。経営陣が「こうしよう!」と未来の組織について発信しても、「結局変わらないのでは」という消極的な意見も聞こえてきました。

 

モチベーションクラウドによってそのような状態が明らかになったからこそ、諦めずに組織に向き合い続けるという決意ができました。そこでまずは半年に一度経営合宿の場を設け、経営幹部と密に意見交換する時間をしっかり取ることから始めました。はじめは組織について話すことを躊躇してしまうような状態からのスタートでしたが、必ず組織を変えるという決意のもと発信を続けました。

 

経営陣は何を考えているのかということを、直接対話を通じて何度も議論し、社員に伝えるということを継続する中で、最初は否定的だった社内の雰囲気も変化していきました。最近では会社に対してマイナスになりそうなことのアラートが早く上がってくるようにもなりました。また経営合宿という場で、役員と経営幹部がモチベーションクラウドの結果を元に、組織をどう変革するかという議論を積極的にするようになりました。幹部層からは「次こういうふうに改善していきたいのだけれど」というポジティブな相談も出てくるようになりました。会社を良くしていきたいという気持ちを真摯に伝え続けることで、経営合宿に参加したメンバーの意識は確実に高まってきていると思います。この温度感をマネージャーやスタッフにも伝え続けることで、会社全体が良くなっていくという手応えを感じています。現に、足許のモチベーションクラウドの回答率は95%に達し、少なくとも組織と向き合い続けてきた2年半は無駄ではなかったと確信しています。

一体感のある組織づくりに向けて

これからは、所属する企業のブランドで生きていく時代は終わり、個人にどれだけの能力やパワーがあるかという個のエンパワーメントの時代になると言われています。一方で、所属している組織がどんな組織で、今後何を実現しようとしているのかを明確化していくことは、少なくともその会社で働く社員にとって重要なことであることに変わりはないと思います

 

gumiはこれまでオーナー個人に依存する要素が強い組織でしたが、今後は社員が一体となって組織の目標に向かって自走できるような組織に転換していく必要があります。そのために、組織の目指すべき方向性を社員にもしっかりと示していきたいと思っています。そして、社員が胸を張って楽しく働くことのできる会社を目指し、最終的にはエンゲージメントも業績も高い組織になることができるよう尽力していきたいと思います。

※本事例中に記載の肩書きや数値、
固有名詞や場所等は取材当時のものです。

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