阪急阪神マーケティングソリューションズ株式会社様導入事例

V字回復の裏側にあった、
エンゲージメントの向上。

阪急阪神マーケティングソリューションズ株式会社
代表取締役副社長
橋本 裕一 様

事業内容
■プランニング/クリエイティブ
 ・広告戦略・デジタルマーケティング戦略の立案、広告キャンペーン・セールスプロモーションの企画・制作
 ・ブランド開発/ブランドパーパス・CI戦略策定

■メディアセールス
 阪急電鉄・阪神電気鉄道・阪神バス・北大阪急行電鉄
 交通広告総代理
 各種広告媒体の企画・販売
 阪急沿線情報紙「TOKK(トック)」の編集・ 発行
 阪急阪神東宝グループDMセンターの運営

業種
情報・通信・広告
導入規模
101~300名(導入時)

課題

  • 現場と経営陣の認識にずれが生じていた
  • 会社としての課題に、現場が当事者意識を持てていなかった

効果

  • 現場の社員が自発的に組織改善に取り組むようになった
  • 売上、利益がV字回復に転じた
  • 営業改革、コスト構造改革、業務プロセス改革、新サービス開発などを推し進めることができた

現場と経営の課題認識にはズレがある

「モチベーションクラウド導入前の状態」

もともと私は新卒で阪急百貨店に入社しました。現在の阪神阪急百貨店です。そこから2018年に阪急デザインシステムズに社長として来ました。ずっとこの会社にいたわけではないので、まずは会社の現状を掴みたいと思い、前任の社長や経営陣に会社の課題について何度も話を聞きました。また、社員3・4人のグループとのスモールミーティングや、管理職との1on1を何度も実施しました。

その中で感じたことは、「現場と経営陣の認識のズレ」でした。現場で感じている社会や業界の変化が、タイムリーに経営陣と共有されていないかもしれない。また、現場は現場で現状の会社や組織や仕事に対して、批判的になってしまっている。批判的であることは悪いことではないのですが、自分たちが当事者として改善していこうというアクションが起きていない状況はまずいと感じました。会社に不満を感じていて、仕事も楽しいと思えていないとしたら、それは社員にとってハッピーじゃない。現場が問題を感じたら、課題化して、すぐにアクションを起こし改善していくという自律的な組織にしていかなければいけないと感じたのが、社長就任の最初の3ヶ月でした。

広告業界は変化の大きな業界です。クライアントである事業会社は、生きるか死ぬかという状況でパートナーとなる広告会社を選んでいます。事業会社側の事業環境もどんどん変化する中で、当然広告会社に対するニーズも変わっていく。その中で、社内で「もっとデジタル化しないといけない」「もっと業務を効率化していかないといけない」という問題意識があったとしても、社員がすべて経営の責任だという認識で捉えていたら、問題は解決しないし、何より仕事が面白くなくなってしまう。

年4回の実施でスピーディーな組織改善を実現

「モチベーションクラウド導入の背景」

そんな中、モチベーションクラウドに出会いました。これは「自律的な組織創り」のきっかけになると感じました。他にも組織改善のツールはありましたが、診断の際に「期待度と満足度」という指標で測れるものはなく、それが決め手になりました。経営と現場において、課題の優先度が違うということを感じていたので、それを定量化できれば、きちんと優先順位をつけられると思いました。「スピーディーに組織改善に動き出せる」という手応えを感じて、モチベーションクラウドの導入を決めました。

「モチベーションクラウド導入後の変化」

スピーディーな組織改善を目指していたので、短スパンで診断を実施して改善行動を行いました。初年度は年に4回実施しました。結果をもとに、経営として改善すること、現場で改善することを分けて進めていきました。経営として、就業規則や人事制度、組織編制、営業管理手法については、素早く変更をしました。各部署で抱える「無駄の削減」や「業務フローの見直し」や「働きやすさの向上」というテーマについては、各現場のメンバーに主体的に考えて動いてほしいと思っていたので、それぞれをプロジェクト化してアクションプラン担当者を任命しました。時間がかかってもいいので、「自分たちの部署は自分たちが良くする」という会社にしていこうと、経営者としても何度もメッセージを伝えました。

アクションプラン担当者が集まる会議の中で、組織改善のきざしを感じます。「具体的なアクションを起こし、こんな変化があった」という報告や、部員の喜びの声が共有されます。そしてモチベーションクラウドの数値の変化が見えるので、「自分たちで改善した」という確かな手応えが得られていると思います。「自分たちが変えられる」ということを感じてくれることが何よりも大事で、その感覚があれば次々に自律的なアクションが生まれていきます。

人が資産だからこそ、エンゲージメント向上は売上・利益に繋がる

「今後、モチベーションクラウドで目指したい組織像」

エンゲージメントとの因果関係が明確なわけではありませんが、売上はV字回復をしています。2018年までは減収が続いていたのですが、2018年で増収し、2019年は過去最高の売上・利益となりました。改めてですが、私たちのような広告やマーケティングの会社において、最大のアセットは「人」です。働いている人たちが、どれだけ意欲的に、クリエイティブに、自由に働けるか、それが最も大切です。私の仕事は、彼ら彼女らがベストを尽くせる環境を用意することなんだと思います。

この2年間で様々な改革を進めました。営業改革、コスト構造改革、業務プロセス改革、新サービス開発など。厳しい経営環境の中で、それらを行うことは当然のことではありますが、実際に実行することは、とても大変なことです。私たち経営陣が発信してきたことに、よく付いてきてくれたと本当に思います。改革の土台になっているのは、エンゲージメントであり、信頼だと思います。社員には本当に感謝しています。

2020年4月1日、事業領域が異なる2社の経営統合により新会社に生まれ変わりました。これから先は事業モデルを進化させ、事業そのものの魅力が高い組織にしていきたいと思っています。当社には、営業・マーケター・クリエイター・メディアプランナーなど様々な領域の専門スキルが高いメンバーが揃っています。私たちは、制作会社でもなく、メディア会社でもない。いろんな機能を自社で保有しているユニークな会社です。この多様な機能を活かし、ビジネス開発を推進するプロフェッショナル集団へと進化していきたい。そのために必要なのは、領域を超えた機能のコラボレーションであり、実現するために必要なのはチームワークです。モチベーションクラウドを活用しながら、統合した2社のプロフェッショナルが一丸となってチームワークを発揮する会社を創っていきたいですね。

※本事例中に記載の肩書きや数値、
固有名詞や場所等は取材当時のものです。

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