株式会社リンクアンドモチベーション(本社:東京都中央区、代表:小笹芳央、証券コード:2170、以下当社)は、東京海上日動火災保険株式会社(以下、東京海上日動)が、当社の提供する国内初の組織改善クラウド「モチベーションクラウド」を導入したことを発表します。
東京海上日動による活用イメージ
本サービス導入後、東京海上日動の社員約17,000人に対してエンゲージメントサーベイ(※1)を実施。可視化された組織課題を各組織長が把握し、当社の専門コンサルタントが並走しながら各組織の課題を改善していきます。
東京海上日動が「モチベーションクラウド」を採用した背景
東京海上日動では、お客様に新しい価値を提供し、選ばれ続けるためには、社員一人ひとりの働きがいを高めていくことが必要不可欠との考えのもと、働きがいに重点をおいた働き方改革を重要な経営戦略と位置付けて取り組まれています。
働きがいを高めていく上では、社員の働きがい・モチベーションの状態を的確に把握し、実効性のある対策をタイムリーに実行に移していくことが重要であり、その取り組みを支える仕組みとして、「モチベーションクラウド」の導入を決定いただきました。
また、採用のポイントは以下の3点です。
1)行動経済学・心理学に基づいた132項目の設問により、「組織課題」を網羅的に把握できること
2)組織変革への豊富な知識を持つ専門のコンサルタントが並走し、「組織改善」までサポートがあること
3)組織変革のコンサルティング実績が多数あり、豊富な統計データとの比較が可能となること
東京海上日動火災保険株式会社 人事企画部長 守山 聡様のコメント
当社では、これまでも「社員意識調査」を実施しており、社員の声を人事制度や組織マネジメントに反映してきましたが、より実効性を上げていくため、今回「モチベーションクラウド」の導入を決定しました。
今後も継続的にエンゲージメントサーベイを実施しながら、組織課題の改善を図っていくことで、社員の働きがいの向上を加速してまいります。
社員一人ひとりが働きがいを実感しながら、成長し、社員と共に会社も持続的に成長することで、次の100年も“お客様のいざを支える”という私たちの使命を果たしていきたいと思います。
慶應義塾大学大学院経営管理研究科 岩本 隆特任教授のコメント
企業戦略の立案は、経営陣・取締役会の役割ですが、企業戦略の執行の成否は従業員の働きによるところが大きいと考えています。つまり、従業員の働きが企業競争力の源泉になるとも言えます。実際に、リンクアンドモチベーション社が提供している、組織状態を可視化した「エンゲージメントスコア」は、当研究機関との共同研究で、“業績との相関性がある”ことが分かっています。
従業員エンゲージメントの高い組織をつくることが、企業の事業づくりに影響を及ぼす時代において、東京海上日動のような日本を代表するリーディングカンパニーがエンゲージメント経営に取り組むことは大変重要なことであり、今回の取り組みを支持いたします。
モチベーションクラウドの概要
モチベーションクラウドは、6,620社、157万人のデータベースをもとに組織状態を診断し、組織改善に活用できる、国内初の組織改善クラウドです。2016年にリリースして以降、業界を問わず、従業員のエンゲージメント向上を目指すリーディングカンパニーに導入いただいております。
また、モチベーションクラウドによって算出されるエンゲージメントスコア(ES)は、「営業利益率」や「労働生産性」との相関も確認されており、その研究データは、経済産業省による「持続的な企業価値の向上と人的資本に関する研究会 報告書 ~人材版伊藤レポート~」(2020年9月30日にリリース)にも、活用いただいております。
▼持続的な企業価値の向上と人的資本に関する研究会 報告書(p.43)はこちら
https://www.meti.go.jp/shingikai/economy/kigyo_kachi_kojo/20200930_report.html
▼「モチベーションクラウド」サービスサイトはこちら
https://www.motivation-cloud.com/
リンクアンドモチベーショングループの概要