株式会社リンクアンドモチベーション(本社:東京都中央区、代表:小笹芳央、証券コード:2170、以下当社)は、株式会社SUBARU(以下、SUBARU)が、当社の提供する組織改善クラウド「モチベーションクラウド」を導入したことを発表します。
販売会社従業員約10,000人に対してエンゲージメントサーベイを実施し、可視化された組織課題を当社の専門コンサルタントが並走しながら改善していきます。
SUBARUが「モチベーションクラウド」を採用した背景
SUBARUでは、「安心と愉しさ」の提供を通じて、お客様から共感され、信頼していただける存在となることを目指して、新たな中期経営ビジョン「STEP」を策定しています。
「STEP」は、ビジョンの実現に向けて大切にしている4つの要素「Speed」、「Trust」、「Engagement」、「Peace of mind & enjoyment」の頭文字であると共に、来るべき「JUMP」に備えて着実に地力をつける期間という意味を込めており、「STEP」の主な取り組みの一つに掲げているのが、組織風土改革です。
自動車国内事業におきましては、お客様からのさらなる期待に応え続けていくためには、従業員エンゲージメントの向上が必要不可欠と考え、販売会社と共に諸活動を推進しています。
「モチベーションクラウド」は、従業員エンゲージメントを可視化するだけでなく、コンサルタントが伴走し、改善までの支援を徹底的に実施する点を評価いただき、導入を決定いただきました。
慶應義塾大学大学院経営管理研究科 岩本 隆特任教授のコメント
企業戦略の立案は、経営陣・取締役会の役割ですが、企業戦略の執行の成否は従業員の働きによるところが大きいと考えています。つまり、従業員の働きが企業競争力の源泉になるとも言えます。実際に、リンクアンドモチベーション社が提供している、組織状態を可視化した「エンゲージメントスコア」は、当研究機関との共同研究で、“業績との相関性がある”ことが分かっています。
今回の株式会社SUBARUのように、新中期経営ビジョン「STEP」でも組織風土の変革を掲げ、全社を挙げて取り組んでいくことは大変重要なことであり、本取り組みを支持いたします。
モチベーションクラウドの概要
モチベーションクラウドは、6,620社、157万人のデータベースをもとに組織状態を診断し、組織改善に活用できる、国内初の組織改善クラウドです。2016年にリリースして以降、業界を問わず、従業員のエンゲージメント向上を目指すリーディングカンパニーに導入いただいております。
また、モチベーションクラウドによって算出されるエンゲージメントスコア(ES)は、「営業利益率」や「労働生産性」との相関も確認されており、その研究データは、経済産業省による「持続的な企業価値の向上と人的資本に関する研究会 報告書 ~人材版伊藤レポート~」(2020年9月30日にリリース)にも、活用いただいております。
▶︎持続的な企業価値の向上と人的資本に関する研究会 報告書(p.43)はこちら
https://www.meti.go.jp/shingikai/economy/kigyo_kachi_kojo/20200930_report.html
▶︎「モチベーションクラウド」サービスサイトはこちら
https://www.motivation-cloud.com/
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