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ESG経営とは?ESGの意味やSDGsとの違い・人事として取り入れるメリットやポイントとは?

「ESG」というワードはご存知でしょうか。見慣れない方もいるかもしれませんが、現在世界中で「ESG」が重要視されています。

これは企業においても重視しているか否かでその企業価値が左右される可能性があります。本記事では、そもそも「ESG」とは何か?どう経営に取り込むのか?についてご紹介します。

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目次[非表示]

  1. 1.ESGとは?
  2. 2.SDGsやCSRなど他の社会問題用語との違いは?
  3. 3.ESG経営が拡大している背景
  4. 4.ESG経営の取組みによる4つのメリット
  5. 5.ESG経営の取組みによる3つのデメリット
  6. 6.ESG経営の成功事例5選
  7. 7.ESG経営において人事が貢献できること
  8. 8.SDGs目標にもある”働きがい”を高めるポイントとは?
  9. 9.まとめ
  10. 10.ESG経営に関するよくある質問


ESGとは?

まずは、「ESG」と、「ESG経営」とは何かについて見ていきましょう。

ESGについて

「ESG」とは、
・Environment(環境)
 自然環境に対して配慮すること。
・Social(社会)
 社会への影響を考えること。
・Governance(管理体制)
 企業経営における管理の仕方のこと。
の頭文字を取ったものです。
2008年のリーマンショックの頃から、「ESG投資」という言葉で徐々に広まり始めました。

▼ESG投資について詳しい説明はこちらESG投資とは?新しい投資のトレンドについて、動向やメリットを解説

ESG経営とは?

「ESG経営」とは、文字通り上記の項目を考慮した経営を行う事です。

例えば、

  • 生産やサービス提供における環境汚染を防止する
  • 労働環境や、人材の多様性に対する配慮を行う
  • 社内外における情報の開示を行い、経営の透明性を上げる

というような、これまで主に注目されてきた売上、利益率のような財務以外の事に力を注ぐ経営の方針です。

現在世界的に話題となっているESG経営について、その背景から企業価値向上につながる理由、さらには従業員の働きがいの向上との関係性まで、詳しく説明します。

▼ESG経営についてこちらもチェック今注目を集める「ESG経営」とは?人事が今すぐ始めるべき3つのポイント

SDGsやCSRなど他の社会問題用語との違いは?

ESGに関連する言葉として、SDGsやCSRなどがあります。それぞれの意味やESGとの違いなどについて確認しておきましょう。

ESGは企業、SDGsは世界が対象

ESGに関連する言葉として、SDGsがあります。SDGsとは、「Sustainable Development Goals」の略称で、「持続可能な開発目標」という意味です。

こちらは2015年に国連サミットで採択され、国連加盟国が2030年までに達成する事を合意した共有の指標です。

同じものに思えますが、ESGが「企業や団体が目指す中長期的な目標」であるのに対し、SDGsは「国家や個々人が解決したい問題」であり、成り立ちが異なります。

ただ、17個あるSDGsの目標・項目とESGは関連しているため、相互にその中での活動が影響を及ぼすものでもあるでしょう。

ESGは投資家、CSRは企業からの視点

ESG(Environmental, Social, and Governance)は、環境、社会、企業統治の3つの要素を指し、企業の持続可能性に関する投資指標です。つまり、ESGは、企業が環境や社会に対してどのような取り組みを行っているか、また企業の統治についてどのような方針を持っているかを投資家が判断するための指標となります。

一方、CSR(Corporate Social Responsibility)は、企業が社会的責任を果たすことを目的とした取り組みです。企業は、CSR活動を通じて、社会的な問題に対する取り組みや地域貢献活動などを行っています。CSRは、企業が社会的責任を果たすことを目的としているため、ESGと共通する部分がありますが、ESGは主に投資家が判断するための指標である点が異なります。

投資家がESGを重視する理由は、企業の持続可能性を見据えた投資を行うためです。ESGを考慮した投資を行うことで、企業の長期的な成長に寄与することができます。

 ESGとSRIは社会的責任に対する判断基準が異なる

SRI(Socially Responsible Investing)は、企業が社会的責任を果たすことを目的とした投資方法です。SRIは、ESG(Environmental, Social, and Governance)に基づく評価を踏まえ、企業が環境、社会、ガバナンスの観点でどのように活動しているかを評価します。その上で、社会的な問題に対する取り組みを重視し、社会的貢献を目指した投資を行います。

例えば、環境問題、人権問題、労働問題、腐敗問題などに取り組む企業に投資することで、社会的な変革を促すことができます。また、SRIは、企業と投資家の双方にとってメリットがあります。

企業は、社会的責任を果たすことで、リスクを低減し、長期的な成長を促進することができます。一方、投資家は、社会的貢献を目的とした投資によって、社会的な意義を持つ投資を行うことができます。

SRIは、社会的な問題に取り組むための重要な手段であり、今後ますます重要性が高まっていくことでしょう。

ESG経営が拡大している背景

これまでESGとは何か、ESG経営のメリットについてご紹介してきました。 そもそも、ESG経営が現在拡大している背景には「社会で何となく大事にされてきている」というだけではなく、「ESG経営が企業成長に効果的である」という事が分かってきたことも挙げられます。 経済産業省の伊藤レポートでも触れられていますが、特にSocialの要因への取り組み度合いが高い企業は株価パフォーマンスも高いというデータが出ています。 ESGへの取り組みは「経営におけるコスト」ではなく「企業の競争優位性を向上させる投資」である事が分かったため、ESG経営が拡大していると言えます。

ESG経営の取組みによる4つのメリット

では、ESG経営を行う事で具体的に企業にはどのようなメリットがあるのでしょうか。企業にとってESG経営がどのような影響を及ぼすのかについてご紹介します。

投資家からの評価向上(資金調達がしやすくなる)

企業は常に資本市場、つまりは企業運営に対する資金を提供する人々から評価を受けています。
高度経済成長期の頃までは目に見えるP/L、B/Sという財務情報で評価をされてきました。

しかし、2008年のリーマンショックの当時は「今見える財務情報」を基準にした投資で多くの投資家は苦しみました。

ESGの説明でも触れましたが、そこで「この企業はどれくらい成長するポテンシャルがあるのか?」というような非財務的な情報を重要視する流れが生まれたのです。

ESG経営(特にGovernance)に注力している企業は、経営資源を活かして成長できる見込みがあるという評価をされやすくなり、経営のための資金が集めやすくなります。

ブランド力強化による企業価値(業績)向上

更にブランド力の強化が挙げられます。
消費者のニーズや労働者の価値観はこれまでより多様性が増しています。情報化社会の爆発的な推進により、ESGのような世界共通の指標は誰でも認知する事ができる状況でもあります。

ESG経営を行う事で、「この会社は自社の利益のためだけではなく、社会に貢献しようとしているんだな」という様に消費者、労働者が感じる企業価値も向上していきます。

経営リスクの軽減

そしてそれに付随して経営リスクの軽減にもなるでしょう。

上記のようにこれまで以上に社会通念としてESGが浸透していく事を考えるとそれを無視した企業活動は大きな不評を買ってしまう可能性があります。

今では主に製造業では当たり前のようにISO基準を満たしていますが、その背景には社会全体での環境問題に対する関心が高まったことがあります。

これと同様に、「この企業は信頼できない」というレッテルを貼られてしまうリスクを軽減する事にも繋がると言えるでしょう。

労働環境の整備

ESG経営には、企業が社会的および環境的に責任を果たすことに重点が置かれます。 ESG経営を実践する企業は、従業員の労働環境を改善できる可能性があります。例えば、従業員に社会的および環境的な問題に取り組む企業に勤めていることを誇りに思えるようにすることができます。

また、ESG経営は、オペレーションをより持続可能で環境に優しいものにすることで、従業員が働く環境を改善することができます。これにより、環境に配慮したオフィスや工場を作る、公共交通機関を促進することなどが含まれます。

ESG経営の取組みによる3つのデメリット

ESG経営の取り組みを行う場合には、メリットだけではなくデメリットもあります。どのようなデメリットがあるのかについて、しっかり把握しておきましょう。

方向性は自社で判断する必要がある

ESG経営においては、企業が自ら方向性を決定し、その方向性に基づいて取り組む必要があります。この方向性は、企業が社会的責任を果たし、環境、社会、およびガバナンスの問題に取り組むためのものであります。

しかし、この方向性を決定する際には、多くの慎重さが必要です。その方向性が他の企業や業界全体とは異なる場合、競争力の低下を招くことがあるため、市場調査や競合分析を行い、他の企業の取り組みと比較して、企業の競争力を高めるための方向性を決定する必要があります。

長期的な視点で取り組む必要がある

ESG経営は、企業の長期的な持続可能性を向上させるための取り組みであり、短期的な利益追求とは異なります。短期的な視点で利益を追求することは、ESG経営にとって障害となることがあります。しかし、ESG投資を行う投資家が増加していることから、企業は長期的な視点で取り組むことが求められています。

ESG経営に取り組むことは、企業にとって難しい場合があります。経営者や投資家が短期的な利益を求める傾向がある中、ESG経営に取り組むことが投資家からの支持を得るために必要であるという認識を持つことが重要です。

コストが増加する可能性がある

ESG経営は、企業にコスト負担をもたらす場合がありますが、それには必ずしもマイナス面ばかりではありません。実際、ESG経営を導入することで、企業は将来的に長期的なメリットを享受することができます。

例えば、環境に配慮したオフィスや工場を建設することによって、企業は地域社会からの信頼を得ることができます。また、環境に配慮した製品やサービスを提供することで、企業は環境問題に敏感な消費者からの支持を得ることができます。

ESG経営の成功事例5選

ESG経営を実践する企業は、社会的な貢献を目指しながら、長期的な成長を実現しています。その事例をいくつかご紹介します。

ディズニー

多様性に配慮した職場づくりや、環境保護活動を行うことで、ディズニーは社会的貢献を促進しました。ディズニーは、多様性に配慮した職場づくりや、環境保護活動に力を入れています。 また、ディズニーは社会貢献活動にも積極的に取り組んでおり、例えば、子どもたちに向けた教育プログラム、環境保護団体への寄付、さらには地域の文化活動への支援など、様々な取り組みを行っています。また、ディズニーの取り組みは、ESG投資家から高い評価を受けており、市場の注目を集めています。

パタゴニア

パタゴニアは、環境保護活動に力を入れている企業のひとつです。環境に配慮した製品の開発や、環境保護団体への寄付を積極的に行っています。たとえば、パタゴニアは、海洋プラスチック汚染を防止するためのプロジェクトに取り組んでいます。また、社員のボランティア活動を支援するなど、社会貢献活動にも力を入れています。 これらの取り組みが評価され、パタゴニアは、ESG投資家から高い評価を受けています。ESG投資家は、環境、社会、ガバナンス(統治)の観点から企業を評価し、投資を行うため、パタゴニアのESG評価が高いことは、投資家の信頼を得る上で重要な要素となっています。

インテル

環境に配慮した製品や再生可能エネルギーの利用に加え、インテルは多様性に富んだ職場づくりにも力を入れています。職場の多様性を重視することで、従業員がより創造的で生産的な環境で働けるようになり、企業価値の向上につながっています。 インテルは、女性やマイノリティの登用にも注力しており、これらの取り組みが評価され、ESG投資家から高い評価を受けています。さらに、インテルは省エネルギー性の高いプロセッサーの開発にも力を入れており、課題の解決に向けた研究開発にも積極的に取り組んでいます。

ユニリーバ

ユニリーバは、環境に配慮した製品や、地域や女性に配慮した取り組みを積極的に行うことで、市場シェアを拡大し、ビジネスにおいて長期的に成功を収めています。 環境に配慮した製品に焦点を当てることで、ユニリーバは、市場での競争力を高めています。環境に配慮した製品を開発することで、顧客の期待に応え、世界的な環境問題に対する貢献をしています。 また、女性や地域社会に対する取り組みも重要な戦略の一つであり、ユニリーバは、多様性に富んだ職場環境を実現しています。

フォード

フォードは、環境に配慮した製品の開発に力を入れ、自動車産業におけるリーダーシップを発揮しました。環境規制が厳しくなる中、フォードは、エコカーの開発に積極的に取り組んでいます。 この取り組みの一環として、同社は、電気自動車やプラグインハイブリッド車の開発に力を入れ、市場でのシェアを拡大しています。また、排出ガス規制に対応するために、フォードは、エンジンやトランスミッションの技術革新にも注力しています。

ESG経営において人事が貢献できること

では、実際にESG経営の実現に向けてどのようなことができるでしょうか。
ここでは主に、人事部、人事に関わる方が何ができるかについて触れていきます。

多様性の活用(ダイバーシティ)

ひとつは人材の多様性を活用する取り組みが挙げられます。ある一定の規範はもちろん必要ですが、それと共に多様な価値観・人材をどのように企業全体の価値として活かすかが重要です。

SDGsの10番目の目標にもありますが、不平等さ、格差をできるだけ感じさせないための取り組みが求められます。

▼ダイバーシティについて詳しくはこちら
「ダイバーシティとは?意味や効果、企業の取り組み事例などを解説」

労働安全性

労働者の安全を確保する事も人事が大きく貢献できる部分です。現場は短期目線になってしまい、経営はつぶさに現場の動向を見続ける事は難しいものです。

そのため、その間にある人事がしっかりと事故や不正の起こらない体制を設計・推進する事が大切です。

人材育成による働きがい創出

SDGsの8番目の目標にも「働きがいも経済成長も」とあり、これは企業価値の向上においても影響が大きい部分です。企業利益のためだけに人材を扱っていると捉えられてしまう事は、これまで以上にその情報や評価が広まっていきます。

逆に言えば、社員のキャリア形成、会社の中での働きがいの創出は選ばれる企業である事に直結してそれは結果として利益に繋がるでしょう。

積極的な情報開示

そしてそのような非財務的な情報(人材育成への投資金額や、研修の充実度合いなど)を積極的に開示することは、主に求職者から「この会社は従業員を大切にしている」という評価につながります。

これは人材の拡充に効果的な取り組みとなります。広報機能を持つ部署とも連携が必要な場合があるかもしれませんが、人事側での取り組みを公開する事で会社としての大きな成長を後押しできる事になるでしょう。

サステナビリティへの取り組み

企業がESG経営を実践するには、社員個人の意識改革が不可欠です。

人事は、そのような意識改革を促進するために、社員の教育やトレーニングを実施することができます。例えば、ESG経営の基本的な理念や、社員が日常業務で実践できる具体的な取り組みについて、社員に対して啓発することができます。

また、人事は、従業員のESG経営に対する関心を高めるために、社員向けのコミュニケーションプログラムを企画し、社員との対話を通じてESG経営の取り組みを推進することができます。

人事がESG経営に積極的に取り組むことで、企業の社会的責任を果たすことができ、社員のエンゲージメントやモチベーションを高めることができます。これにより、企業の業績向上にもつながることが期待されます。

SDGs目標にもある”働きがい”を高めるポイントとは?

ここまでESG経営とSDGsを絡めて、今後企業が注目・評価されるポイントをご紹介してきました。

その中でも特に「働きがい」がある会社は毎年ランキングが発表され、注目されています。
ここからは、その「働きがい」を高めるポイントについてまとめます。

働きがいとは?

モチベーションエンゲージメントなどのワードと共に「働きがい」という言葉は広く認知され、重要視されています。

働きがいとは、「この会社のために自分の能力を発揮したい」「ここで自分のキャリアを実現させたい」という様に社員が会社の中で「この会社にいることは自分にとって価値がある」と感じる事と言えます。

▼働きがいについて詳しい紹介はこちら働きがいとは?SDGsでも着目される働きがいの意味や業績向上にも寄与する取組みとは?

会社への帰属意識の向上

働きがいを高めるためには、「社員が会社に何を求めているのか、何に魅力を感じているか」を把握することが重要です。社会心理学では、人は組織に対して魅力を感じる要素として「4つのP」があると言われています。


上図のように

  • Philosophy:目標の魅力
  • Profession:仕事の魅力
  • People:人や風土の魅力
  • Privilege:待遇の魅力

という分け方が出来ます。
社員が何に期待していて、会社として何を提供できているのかをこの枠組みで整理・優先順位付けをしてみると良いでしょう。

▼帰属意識に関する記事はこちら

帰属意識とは?低くなる原因と対処方法を解説

上司からのキャリアマネジメント強化

社員にとって、「上司は仕事の指示だけ飛ばしてくる存在」と感じられると働きがいは感じづらくなります。

特に、上記の「People:人や風土の魅力」が関係するのですが、定期的な上司と部下の間でのキャリア面談機会を設けたり、上司からの指示の中で部下のキャリアへのメリットに触れるなどを行う事で「この人と一緒に働くと自分のためになる!」と実感してもらう事が期待できます。

直属の上司による業務のみではなくキャリアマネジメントが強化できるサポートは現場社員の働きがい創出に大変効果的です。

職場内の連携度の向上

上司からのキャリアマネジメントのような「上下」での取り組みと共に、「左右」での取り組みもあります。

例えば、仕事で関連する人同士の相互理解を深めたり、連携の体制を整える事は業務スピードを向上させると共に、チーム・所属組織への帰属意識を高めることができます。

「同じ職場だけど、全然あの人の事知らないな・・・」のようなことは往々にしてあるものです。
しかし、ちょっとした対話の機会を設けることで連帯感が増すでしょう。

【参考資料のご紹介】
日本一働きがいのある会社はどのようにして作られたのか?経営者が語る成長の軌跡!資料はこちら

まとめ

ESG、SDGsのような指標への取り組みは今後企業の評価に大きく関わることになります。
その中でも、「働きがい」の創出に取り組むことは企業価値を高める事に影響します。
社員が何を通じて「働きがい」を感じるのかを把握し、効果的に充実させる事が重要です。

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ESG経営に関するよくある質問

Q:ESG経営とはどういう意味か?

ESG経営とは、企業が環境、社会、ガバナンス(ESG)の観点から持続可能なビジネス活動を行うことを目的とした経営手法です。この手法は、近年ますます重要視されるようになり、多くの企業が取り入れています。

具体的には、企業が環境問題に配慮した製品・サービスの提供や、社会的に責任ある人事政策の実践、透明性の高い情報開示などを行い、ESGの観点からビジネス活動を評価し、改善することが求められます。また、ESG経営は、企業の社会的信用を高めることができ、長期的なビジネス展開につながるとされています。

Q:ESG経営とSDGsとの違いは?

ESG経営とSDGsは、両者とも企業が社会的責任を果たし、持続可能なビジネスを行うことを目的としています。ESG経営は企業による自主的な取り組みであり、企業が自ら方向性を決定し、その方向性に基づいて取り組む必要がありますが、SDGsは、国際社会が定めた目標であり、企業はSDGsに対して責任を負っています。

企業は、SDGsを達成するために独自の取り組みを行いながら、国際的な取り組みに協力する必要があります。そのため、ESG経営とSDGsの両方に取り組んでいる企業は、より責任あるビジネスを行い、持続可能な社会に貢献することができます。

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執筆者:LM編集部
執筆者:LM編集部
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