「モチベーションチームアワード2020」を受賞された、株式会社グッドラックスリー ぐでたま・サンリオの取り組みをご紹介します。「モチベーションチームアワード」とは、組織変革に向けた取り組みによって、エンゲージメントスコア (組織診断ツール「モチベーションクラウド」により算出) が上昇し、組織に大きな改善が見られた部署を発表するものです。
■ 助け合いの精神が不⾜していた
メンバーは、会社や上司の⽂句、クライアント企業への愚痴などを何かあれば話をしている状態であった。仕事においても⼀⼈ひとりが⾃分の範囲のみ⾒るような状況で、お互いに助け合う気持ちを持てていなかった。
■ 「出社したら1⽇30秒でもいいから全員に声かけ・話かける」ことを実⾏
経営と現場をより効果的につなぐために、今まで実施していた「チーム会」のような場ではなく、メンバーの本⾳が⾒える⽇常の雑談のなかで社⻑の⽅針や背景が不明なところの確認、及びその⽅針に対するメンバーからの意⾒の収集に努めた。また、雑談するなかでコンディションの把握などにも気を配った。
■ メンバーの主体性を引き出すコミュニケーションを意識
メンバーへの声がけの中で⾃分がいま困っていることや、解決したいことを話すようにし、メンバーから「それ僕やりますよ」という主体性を意図的に引き出すようなことを⼼がけていった。
■ メンバーから上司に⾃信を持って提案できる組織になった
上司や職場状態の関係性が良好になり「⾃分の意⾒を⾃信をもって⾔う」回数が増えた。以前は上司に「確認」するような場⾯が⽬⽴ったが上司に「提案」するようになった。
■ ⽣産性が6倍に増加
上司とメンバーの関係性が良好になったことで、⼈数は以前の半分になっても、抱える案件数は約3倍になったため、⽣産性が6倍になった。