「モチベーションチームアワード2020」を受賞された、アイ・ケイ・ケイ株式会社 人事戦略イノベーション室の取り組みをご紹介します。「モチベーションチームアワード」とは、組織変革に向けた取り組みによって、エンゲージメントスコア (組織診断ツール「モチベーションクラウド」により算出) が上昇し、組織に大きな改善が見られた部署を発表するものです。
■生産性を大幅に上げなければならない状態
当時、人事の仕事がピークを迎えるにも関わらず、主力メンバーが抜けることが決定。これから多忙を極めることが明確で、効率や生産性を大幅に向上させなければならない状況だった。
■多様な働き方ができる体制を整えなくてはならない
メンバーが産休から戻ってくることが決定したが、社内に復職の成功事例がない状況。マネジメントの体制を再考しなければならなかった。
■ 1 on 1面談でメンバーの現状を把握
リーダーとの1 on 1面談を行い、メンバーの現状を具体的に把握。要望があった場合、出来ることは会社にリクエストし、出来ないことは理由を説明した。職場での実現可能性と効果をどちらも最大化させるように、すり合わせた。どんなに多忙な時、出張の時でも、面談の時間だけは必ず確保した。
■ 勉強会や、ナレッジ体系化の機会を作った
これまで部長一人で参加していた研修にチーム全員で参加したほか、採用力検定を受験。各自が抱えていた知識を体系化し、社内ナレッジとして蓄積した。
■ 採用目標は前年比168%の大幅達成
採用チームは人数が半分にもなったにも関わらず、前年比168%の採用目標を達成。母集団は1.7倍に。採用における全ての数字が前年を上回る。
■ ナレッジが共有され、生産性が向上した
「モチベーションクラウド」のフレームや、書籍『THETEAM』の5つの法則など、社内の共通言語ができたことによりコミュニケーションのレベルが上がり、生産性が向上した。
■ 多様な働き方ができるようになった
取り組み実施前に比べ、格段に復職した時短勤務メンバーが意見を言いやすい文化が形成された。