「モチベーションチームアワード2020」を受賞された、株式会社オンテックス 工事企画部下関支店の取り組みをご紹介します。「モチベーションチームアワード」とは、組織変革に向けた取り組みによって、エンゲージメントスコア (組織診断ツール「モチベーションクラウド」により算出) が上昇し、組織に大きな改善が見られた部署を発表するものです。
■ メンバーのモチベーションが低く、業績は堅調ではなかった
拠点の拡大や出店計画もあるなかで、チームには入社2年目未満の経験の浅い社員が多く、実力も自信もなく不安定な状態だった。メンバーからは、「自分には向いていないのではないか?」などの相談もあり、チームとして一体感がなく基盤が整っていなかった。メンバーのモチベーションは低く、業績も堅調ではなかった。
■ コミュニケーション活性化による一体感の醸成
支店の目標必達を改めて全員で掲げ、そのために一人で悩むのではなく全員で問題解決案を出し合おう、と促した。また、チームの目標達成に向けて、メンバー同士が常にコミュニケーションを取り、困っている人がいればフォローし合える体制づくりに注力した。結果、メンバーのベクトルが揃いはじめ、一体感が醸成された。
■ 称賛文化の形成によるメンバーの自信の醸成
チーム内で活躍したメンバーへの表彰制度を新たに設けた。また、各メンバーに課題を与え、クリアすれば全員の前で称賛するようにし、個人の強みを伸ばすように取り組んだ。結果、メンバーひとりひとりがプライドと自信をもって仕事をするように変わっていった。
■ メンバーの目標に向けた意識が高まった
メンバーの目標意識が高くなり、競争心が生まれ、前向きな発言が出てくるようになった。具体的には「チームで全国一番になる」「支店の為に出来ることはないか」という発言が飛び交うようになり、自ら発信し支店を引っ張ってくれるメンバーが増えた。
■ 顧客への提供価値が高まり、業績が向上した
メンバーのスキル向上、コミュニケーション徹底によるクレーム低減により、顧客へ安定的な価値提供ができるようになった。結果、顧客単価向上、高単価商材の商談数も増え、2か月連続で支店キャンペーン達成、従業員1人あたりの売上高の月間全国1位、昇格者数の目標達成などを実現した。