モチベーションクラウドで
「健康診断」のように、組織の状態を把握する
東京電力エナジーパートナー株式会社
販売本部法人営業部 法人サポート部長
備後 昭氏
※本事例中に記載の肩書きや部署、数値、固有名詞や場所等は事例公開当時 (2019年11月) のものです。

- 事業内容
- 小売電気事業、ガス事業など
- 業種
- 資源・エネルギー
- 企業規模
- 1001~3000名
- 導入規模
- 1001~3000名(導入時)
課題
- 事業環境変化が早い中、成長し続ける組織であるために、組織状態を短いスパンで定量的に捉える必要があった
効果
- 組織の良いところ、改善すべきところが数値とともに一目瞭然になった
- 短い頻度の組織診断によって、組織改善のサイクルを仕組みとして取り入れることができた
これまで感覚的にしか捉えられていなかった、職場の状態を可視化することができた
「事業内容」
東京電力エナジーパートナーは2016年4月にホールディングカンパニー制へと移行に伴い、東京電力から分社化する形で設立された会社です。事業としては、小売電気事業に加え、2017年にはガス事業を開始しました。
小売電気事業としては、日本最大の小売電気事業者です。
「導入時のモチベーションクラウドへの期待」
組織状態を定量的に把握し組織の課題を明確にしたい、というのがモチベーションクラウドに対する期待です。
組織の可視化ということにはこれまでに取り組んだことがなかったため、診断結果として出る組織状態のスコアが本当に実態と合っているのは、正直自分も半信半疑ではありました。ただ、実際に、モチベーションクラウドを実施してみて、出てきた数値を分析するにつれて、確かに各職場に対してなんとなく良いところ・課題だと感じていたところが、明確に数値として出ていることがわかってきました。
また、今はそれに加えて、この数値が各職場のマインドの高さみたいなものと相関しているのではないかと思っています。現在は、各職場の業務の性質を考慮しつつ、その職場のマネジャーとどう対策を打っていくのかを議論しながら、組織改善を少しずつ進めているところです。
「導入時のモチベーションクラウドへの懸念」
最初、モチベーションクラウドを導入することに決めたとき、これは私の感覚ですが、職場で「本当に効果があるのか」「モチベーションクラウドを導入することで、余計な仕事が増えるのではないか」と思われてしまっているように感じたことがあります。
ただ、結論としてはそのような雰囲気は払拭した上で導入することができました。やはりメンバー全員が真剣に取り組むには、まずマネジャーが誰よりも真剣に取り組まなくてはならないと思います。各グループのマネジャーに加えて私自身も入って、メンバーへ、導入にあたっての説明を丁寧にし、導入背景について腹落ちさせたことで、とても良い滑り出しになりました。
モチベーションクラウド導入で、組織改善のサイクルを職場で回し始めた
「モチベーションクラウドを活用してみた手応え」
各職場の雰囲気やメンバーのマインドを改善していけるのではないかと手応えを感じ始めています。モチベーションクラウドでは、組織課題を可視化して目標を設定し、それに向けて各職場で自立して組織改善を進めていくことができます。目標をたくさん設定して各グループで自発的にアクションプランを実行させるということだとうまくいかないのでは、と思ったため、目標を明確に絞った状態で、短期間で組織診断を実施して、効果を確認しながら進めています。
これは効果が実際に出てきてからではありますが、期待しているのは、組織改善の取り組みの成果が現れてきたときに、メンバーの達成感や一体感の醸成に間接的につながり、最終的に各職場の雰囲気やメンバーのマインド改善につながっていけば良いな、と考えています。
「モチベーションクラウドによって起きた組織の変化」
私自身、一組織の長ですので、私の組織に起きた変化で言うと、リーダーである私とメンバー、そしてメンバー同士の議論、ひいてはコミュニケーションが増えてきたなと感じています。モチベーションクラウドの結果をもとに、メンバーと一緒になって組織改善の目標を設定したり、課題の解決方法を検討したりして、ステップを決めて実行する。組織改善のサイクルを仕組みにすることができました。
また、今は、より短い頻度の組織診断を使っていますが、少しずつ数字が上がってきていて、組織全体の雰囲気も以前と変わってきたように思いますね。
※本事例中に記載の肩書きや数値、
固有名詞や場所等は取材当時のものです。
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