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株式会社ダイメイ

エンゲージメントスコアをもとに、
向き合い、話し合い、受け入れる。
人としての繋がりが、強いチームを創った。

株式会社ダイメイ大阪

仕上グループ セクションマネージャー 友田 恭徳 氏
事業内容

高品位なプラスチック外観部品(自動車/家電)の製造

超精密金型製作及びメンテナンス(リバースエンジニアリング含む)

業種 機械・エレクトロニクス
企業規模 101名~300名
導入規模 101名~300名(導入時)

課題

  • 指示されたことだけをやっており、仕事が重複してしまったり、抜け漏れが発生してしまっていた

効果

  • 赤字だった部署が6ヶ月連続の黒字部署に生まれ変わり、時間あたりの稼ぎ高が全社の中でも上位にランキングされるようになった

  • メンバー一人ひとりから、取り組みたいこと等の提案が自発的に出てくるようになった

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「その日が終わればいい」。人任せ、指示待ちのチームからの出発。

「モチベーションクラウド導入前の組織状態」

悪く言えば人任せ、指示されたことを淡々とやるようなチームでした。それぞれが自分の仕事をやっている感じだったので、重複した仕事をやっていたり抜け漏れがあったりということもしょっちゅうでしたね。

「その日が終わればいい」というような雰囲気で、だから良い方向に進んで行かなかったのかなと思います。恥ずかしい話ですが、会社の連絡事項も、部下全員にちゃんと行き渡らないようなこともあったりして。まぁでも、そういうことも全部、僕に責任があったなと思います。

チームの状況だけではなくて、会社の業績も良い状態ではありませんでした。大手メーカーの海外生産移管が進んだことが原因で、年々仕事量が減っていて。

上層部は、新たな取引先の開拓に動いていたんですが、当然ながら、そういった情報を逐一メンバーに話すわけにもいかない。メンバーの不安は高まる一方だったんだと思いますね。

任せたら見えてきた、メンバーの前向きな想い。

「モチベーションクラウドの結果を受けて取り組んだこと」

サーベイ結果を受けて、チームの状況を全員で改善していこうという気持ちで、「あなたの担当はこの項目ですよ、責任持って関わってね」と一人ひとりに伝えることから始めました。

「え?なんで?」というような反応があるかなとも想像してたんですが、実際は「頑張ります」っていう、前向きな答えが返ってきたんです。

「今までがむしろ、こんな風に任せるようなコミュニケーションをしてなかったのかもしれない」と思いました。それで、「とにかく毎日みんなと何かしらの話をしよう」「今日は忙しくて喋れんかったというのはなくそう」と決めたんです。

「何か思うことがあったら絶対に伝えてな」「やりたいことがあったら教えてな」「みんなが思ってることをやれるようにするのが、俺の仕事やから」とは、メンバーに常に伝えていることです。

他には、メンバー同士のコミュニケーションが増えるように、「ありがとうカード」の取り組みも始めました。日頃の感謝をカードに書いて手渡しするというものです。

直接言えないことを補助できているようで、「この人はこんな風に思ってくれてたんや。この人のためにも頑張りたいと思える」と話してくれたメンバーもいます。感謝されるのは、すごく嬉しいことですよね。

「モチベーションクラウド導入によって起きたチームの変化」

組織の改善項目について、「これは担当やから」と、一人ひとりに責任を持たせたら、想像以上の意見が出てきました。「じゃあ、もっとこういうことに取り組みたい!」という声を聞いて、「みんな、持ってるものがあったんやなぁ」と思いましたね。

それから、業績にも変化が出てきたんです。利益を出せるチームになってきたんですね。みんなのモチベーションも、「うちの部署、今月もまた赤字やわ」から「ちょっとでも利益出せたら」と上がっている感じで。いい方向には進んでるんじゃないかなと思います。

実際に、赤字だった部署が6か月連続の黒字部署に生まれ変わり、時間当たりの稼ぎ高は、全社の中でも常に上位にランキングされるようになりました。エンゲージメントサーベイのスコアも、40.6のDスコア(2017年6月実施)から、63.5のB+スコア(2017年11月実施)へと向上しました。

アクションをしていく中で、一人で考えすぎているときが、しんどかったですね。「こんな風に言ったらまずいかな」「これを言ったらどう思うかな」と、考えてばかりいました。

ただ、考えがまとまらないままに発言したことを、まずかったと思って、「ごめんな」と謝った割に、相手は気にしてなかったということが、後ほどわかったりして。

今はもう、部下は僕の性格をわかってくれているので、言いたいことを言い合って、次の日には持ち越しません。こうなれてようやく、楽になれました。

真っ直ぐ向き合い続けることで、強いチームを目指す。

「今後、モチベーションクラウドで目指す組織像」

今後はもっと強いチームを目指していきたいと思っています。色んな意味で強いチームをつくりたい。業績が苦しくて、もし赤字になってしまうようなことがあっても、へこまずに「ここを改善できたら黒字にできるんじゃないか」と言えるようなチーム。

お客様から無理難題を言われるようなことがあっても、「よし、みんなで解決しよう」と言えるようなチーム。前向きな、強い心を持つチームにしたいなと思います。

※本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞や場所等は取材当時のものです。

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