当時、私達の会社がちょうど30人の壁に到達する直前ぐらいのステージに立っており、日々組織に対する問題が発生している状態でした。ただ、結局何が一番まずいのか、がわからなかった。起きている問題への対策に優先順位を付けていきたい、というのがモチベーションクラウド導入のきっかけです。
また、導入を検討するにあたり、リンクアンドモチベーションの方お二人にお会いしていたのですが、お二人ともとても素敵で、こちらのモチベーションが高まるような方々でした。組織に関わる施策をする時には、一緒にやりたいとずっと思っていました。
組織診断を実際に実施してみて、皆が薄々感じていた問題が如実に現れました。診断結果の中で、私達の会社の組織における強みと弱みが明確に言語化されたということが、今一番価値を感じている部分ですね。
私達の会社は、専門的なスキルを持った専門家の集まりだったため、一番大きな問題として出ていたのは「一体感の不足」でした。
なので、社内の新しい取り組みとして互いのナレッジをシェアするための会議を設けたのですが、早速メンバーから「こういうナレッジについて、教えて欲しい」だったり、「プロジェクトにアサインして欲しい」という、事業や組織を良くするための自発的な提案が上がってきていています。思っていた以上に、効果がダイレクトに表れてきたことを嬉しく思っています。
今後としては、現状の高いエンゲージメントスコアを維持することは勿論、さらに高い数字を目指し、会社の皆がとにかく楽しそうに仕事をしている、という状態をつくっていきたいですね。
(本内容は2017年にインタビューし、特設ページ「モチベーションクラウダーズ100」に掲載していたものを転載しています。)