Case

導入事例

モチベーションクラウドを活用して
やりがいと誇りに満ちた組織へ

株式会社マルハン 人材開発部 部長 武田 幸久氏

事業内容
パチンコ、ボウリング、アミューズメント、シネマなどレジャーに関する業務の経営、ビルメンテナンス事業、飲食事業、ゴルフ事業、海外金融事業なども経営(グループ会社含む)
業種
サービス
従業員数
10000名~(導入時)

課題

  • 外部環境変化によって、現場組織の活力が低下しつつあった
  • 従業員規模が大きく、全ての現場の組織状況を把握するのが難しかった

期待

  • 企業として大切にしたいことを、全社員で共有するための素地をつくる
  • 各拠点の現場の従業員の状態が把握できるようになる

「人」の力によって、業界を牽引してきた

私たちはパチンコ業界のリーディングカンパニーとしての使命感を持ち、業界を変えるというビジョンのもと、積極果敢にチャレンジを続けています。「パチンコ業界を変える」ということは極めて難しい問題ではありますが、お客様へのサービスの質を高め、日々進化させることにより、マルハンの「人」が業界を変えることを可能にすると考えています。そのためにスタッフが自分の仕事に誇りを持ち、日々のやりがい・達成感や充実感、そして安心感を得ることで仕事に満足し、さらなる向上を目指すことができるように、ES(従業員満足度)向上にも力を入れています。

マルハンの強みである組織の力をもう一度見つめ直す

当社は現在創業61周年の会社です。創業以来、売上を伸ばし成長を続けてきました。特に2001年からはマルハンは更なる拡大を進め「出店すればお客様に喜ばれ繁盛する」というような時代を迎えました。この時期に入社した社員は、現場で経験を積んで成果を出し、出店に伴って生まれる新たなポストに就任し、成長してきました。事業の拡大と組織の拡大が順調に進む中、経営陣からの戦略やメッセージは「打てば響く」という状態で、トップダウンが機能しやすかった時代だったと思います。

 

しかし2008年にリーマンショックが起きパチンコ業界を取り巻く環境は激変しました。総量規制や消費税の増税、広告宣伝の規制という変化が起こり、「続々と出店し、新たなポストを生んでいくこと」が難しい状況に陥りました。また2012年頃には本社一括管理による経費削減が実施され、「現場で意思決定する」という意識が薄れていく状況もありました。最近では、例えばスマートシステムというパチンコ玉を後ろに積むのではなく台の中で循環する機械を導入するというような技術の進化により、現場の人材配置、活用という部分がさらに求められるようになってきていると思います。そのような状況の中で改めて組織を見渡すと、当社の成長を支えてきた従業員の力や組織の力が薄れてきているかもしれないと感じるようになりました。

 

マルハンの強みである組織の力に改めて向き合うべく様々な改革を進めてきました。「自ら考え行動すること」というテーマを掲げ、「swing the bat」というメッセージを全社員で共有するようにしました。例えば現在では、ホールコンピューターによって店舗状況について数値が集約され1台ごとの遊技データを確認することができます。このデータによって、どんな台がお客様に楽しんでもらえたかを把握することはできます。しかしデータだけではお客様がどのような表情で、どのような姿勢で、どれくらい楽しまれたのか、までは測ることができません。繊細な情報を、現場のスタッフが実際に見て、感じて、現場のサービス改善に活かしていく、小さなイノベーションを次々と起こしていくことが、本来のマルハンの強みだと思っています。スタッフの一人ひとりが指示を待つのではなく、「swing the bat」という気持ちで、自ら積極的に考え動く状態へと、組織を更に進化させたいと思います。

 

そんなメッセージを現場まで届けるために、組織状態を可視化し、組織内のコミュニケーションを活性化していきたい。そこで過去にも組織施策においてお世話になっていたリンクアンドモチベーションさんのモチベーションクラウドを選びました。以前はサーベイを紙で実施していましたがクラウドへと進化したことで、何度でも診断を実施できることや、診断後のアクションプランの管理や効果測定もできるということに、魅力を感じ導入しました。

小さな成功体験という手応えの積み重ねが、組織変革に繋がる

モチベーションクラウドを導入したことで、組織のどこでコミュニケーションが滞っているのか、経営からの現場へのメッセージがどこで伝わりにくくなっているのかということを明確にすることができました。私自身サーベイのスコアをもとに、現場の店長との面談も行い、今後の具体的なアクションや改善項目についてディスカッションをしました。課題を明確にし、改善行動を実施すれば、着実に組織状態が改善する、という手応えを感じることができています。このように目に見える数値があることで、店長も自身のアクションの結果として組織がよくなるという成功体験を積むことができていると思います。

 

組織に向き合い改善を進める上で大事にしていることは、「組織改善には時間がかかる」と皆が理解することだと思っています。私が取締役会で経営陣にモチベーションクラウドの報告をする際にも、「スロースタートではあるが、確かに組織改善に進んでいく」という状況と意志を伝えています。スタッフがモチベーションクラウドを活用して自ら組織を改善していくということに理解を深め、変化の手応えを実感することができれば、必ず組織は変わっていくと信じているからです。

 

私自身も、今までマネージャー・店長・エリア長という役割を経験してきました。その中で、「組織を変えることの難しさ」を実感してきました。体にビタミン注射を打っても、一時的には元気になるが長続きしないように、組織に対しても短期的な成果を焦るのではなく中長期的に社員のエンゲージメントを高めて強い組織へと変化させていきたいと思っています。

「人生にヨロコビを」という理念を実現する組織へ

当社では「人生にヨロコビを」という経営理念を掲げています。これは私たちを取り巻くすべての人が、私たちと接することによって人生にヨロコビを感じていただけるものを提供していくという考えから生まれており、いわゆる私たちの存在意義を表現する言葉です。この理念を改めて皆で共有する必要があると感じています。ここ数年非常に厳しい時代を当社は経験してきました。組織を取り巻く環境が大きく変化する中で様々な痛みがありましたが、そんな時代を経てきたことで私たちにとって大きな学びもありました。改めて皆で1つの目標に向かっていきたいと思っています。

 

今後も常に外部環境は変化していくものだと思いますが、従業員の皆がモチベーション高く働くためには、自分たちの存在意義について日々の仕事の中から感じることができるという状態を、いかに作っていくかが重要になってくると思います。従業員一人一人にそれぞれの人生があり、その大半をマルハンとともに過ごします。モチベーションクラウドを活用しながら、やりがいと誇りに満ちた組織をつくっていきたいと思います。

※本事例中に記載の肩書きや数値、
固有名詞や場所等は取材当時のものです。

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