「モチベーションチームアワード2020」を受賞された、株式会社小野写真館 ブライダル事業部 アンシャンテナチュレの取り組みをご紹介します。「モチベーションチームアワード」とは、組織変革に向けた取り組みによって、エンゲージメントスコア (組織診断ツール「モチベーションクラウド」により算出) が上昇し、組織に大きな改善が見られた部署を発表するものです。
■ 退職者が多く、メンバーが定着しなかった
退職者が多く、メンバーが定着せず、入れ替わりが多い店舗だった。
■コミュニケーションが希薄だった
ロケや店舗以外での結婚式の運営も多く、毎日全員が店舗に出勤するわけではないのでコミュニケーションが希薄だった。
■ ビジョンに共感している若手スタッフを配属した
ビジョンへの共感を重視して採用した、1~4年目の若手メンバーが店舗の主力。若手メンバーの意見を尊重し、積極的にチャレンジさせている。
■ 店長がコミュニケーションの仕方を変えた
店長が、業務中は業務に関わる会話以外は慎むという考えを改め、積極的にメンバーと会話をする努力をした。徐々にメンバーが心を開き、店舗全体で、役職や担当部署間関係なくコミュニケーションが増えた。
■ 技術向上のための研修制度を充実させた
新たに技術研修を導入。主任スタッフが自ら研修内容を組み立て、撮影技術やヘアメイク、着付けなどの技術を習得する場を作った。技術が向上しただけでなく、先輩後輩のコミュニケーションが増えた。
■ 各メンバーの状況を把握するようにした
本店舗はハブ店舗のため、メンバーの人数が多く、全員が揃うことは少ない。スケジュールを共有し、今日誰がどこで何をしているのかを見える化した。また、コミュニケーションを取り、健康状態やモチベーション状態を把握するようにした。
■ コミュニケーションが増え、意見を言い合えるようになった
店舗全体のコミュニケーションの幅が広がり、意見を言い合える場ができた。
■ ビジョンに基づいた行動ができるようになった
ビジョンの浸透度が高く、実際にビジョンを行動に移すことができるようになった。
■ 生産性が向上した
メンバーのスケジュールやモチベーションの把握、技術の向上、コミュニケーションの増加により、1人が2役3役こなせるようになった。業務効率、生産性が上がった。