「モチベーションチームアワード2020」を受賞された、佐⽵⾷品株式会社 Foods Market satake梶町店の取り組みをご紹介します。「モチベーションチームアワード」とは、組織変革に向けた取り組みによって、エンゲージメントスコア (組織診断ツール「モチベーションクラウド」により算出) が上昇し、組織に大きな改善が見られた部署を発表するものです。
■ 業績が伸び悩んでいた
業績が⻑い間伸び悩んでおり、従業員のモチベーションが低い状態が続いていた。
■ 従業員の業務・組織改善への意識が低い状態だった
業績や組織状態が悪い中でも「何とかしないといけない」という意識は⾼くなかった。「楽しい」と「楽」をはき違えてしまっていたり、適切にフィードバックや注意がされない、など改善すべき点がいくつもある状態だった。
■ 改善⽂化の醸成
特売やタイムセールの強化、売り上げ、進捗状況、粗利の徹底管理など、売上改善に向けた⾏動と共に、改善⾏動無くして業績は上がらないことをメンバーに伝えた。
■ メンバーへの想いや考えの伝達
メンバーとの会話の機会を増やし、店⻑から直接、想いやチームワークの⼤切さを伝えた。
■ 主任の育成
特に主任が苦⼿としていたメンバーへのフィードバックや依頼の際のコミュニケーションの⽅法について、改善に向けた育成を実施した。
■ 会社や理念に関する丁寧な説明の実施
ベテランのパート社員でも、会社や理念について理解が深まっていないことがあったため、1⼈1⼈がしっかりと理解ができるよう丁寧に説明を⾏った。
■ メンバーの貢献意欲が⾼まった
店⻑とメンバーとの相互理解が深まったことや、強いリーダーシップを意識してメンバーと向き合ったことで、メンバーに⾃⽴の精神が⽣まれ、店に貢献したい、という意識が⾼まった。
■ エンゲージメントスコアが⼤幅に向上した
店⻑⾃⾝の考えを丁寧に伝えた上で、メンバーの疑問をひとつずつ解決したことで不安が取り除かれ、⼤幅なエンゲージメントスコアの上昇に繋がった。(2019年3⽉:62.6→同年9⽉:83.6)
■ 業績が向上した
メンバーの売り場に対する意識や⾏動の⾒直しを⾏い、チーム全体で危機感を持つように促した結果、⽉ごとの売上は常に昨年対⽐を上回ることができ、9⽉時点では昨対⽐105%超えを実現した。(2019年3⽉時点:売上昨対⽐103.2%→同年9⽉時点:売上昨対⽐105.2%)